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Sri Lanka City (1) アヌラーダプラ

Sri Lanka City (1) アヌラーダプラ Anuradhapura

スリランカ中央部のアヌラーダプラ、ポロンナルワ、キャンディの3都市を結ぶ三角形の内側にはスリランカの歴史的遺跡群が多く残り、そこを文化三角地帯(Cultural Triangle)と呼ぶそうだ。

アヌラーダプラはスリランカの中央北部に位置する。
1982年、街が世界遺産(文化遺産)に登録されている。
約2,500年前、スリランカ最古の都があった場所で紀元前5世紀から紀元11世紀に至る長い間、北部を根拠地としたシンハラ人王朝の都として繁栄した。
紀元前3世紀にはインドからこの地に仏教が伝来し、今もなおスリランカの人々の根底に仏教様式が脈々と続いている。

その後、王朝は南インドからのタミル系との抗争の繰り返しで10世紀末にこの首都を放棄した。
スリランカの信仰は仏教70%、ヒンドゥー教10%、イスラム教8.5%、キリスト教11.3%とほとんどが仏教徒だ。
このところのいくつかの国を周ってみて感じていること、仏教国はみな温和で街がきれい。
上座部仏教国(今は小乗仏教とは言わない)スリランカも同じ第一印象だ。
一昨年、南インドへ旅行をしたが、ヒンドゥー教徒のパッションを感じるアクティブな人々の攻撃に、静穏な仏教徒たちが負けてしまうのはムリもない気がする。

街全体、灌漑設備や上下水道、運河が充実している。
海に四方を囲まれた島国、ゴミの少ない街の風景、そして穏やかな人々、行きかう民族の顔色は全く違うけど、かなり日本と似ているのかもしれない。

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