India Historic Spots (o5) ウダヤギリ石窟寺院群 Udayagiri Caves
ブバネーシュワルから南西約 6kmのあたりに並ぶ二つの向かい合う丘にある石窟寺院遺跡群。入口周辺は整備されて公園のような雰囲気になっていて、現地の人たちの家族づれやカップルの憩いの場になっているよう。
オリッサ地方をアショカ王が征服をする前の紀元前1世紀ごろ、カリンガ国のカーラヴェラ王(King Kharavela)がジャイナ教を信仰していた時期からこの石窟群はその頃に大部分が開掘されたようだ。第14窟その経緯が刻文として残っている。
「ギリ (giri)」は丘を意味している。
ウダヤギリは日の出の丘(Sunrise Hill)という意味らしい
ウダヤギリには18窟で主なものは名前がついている。
・cave no-1 ラーニ―・グンファ(Rani Gumpha、王妃の窟院)2階建て僧院はめずらしい
・cave no-10 ガネーシャ・グンファ (Ganesha Gumpha、象の窟院)
・cave no-12 タイガー・グンファ (Tiger Bagh Gumpha)
・cave no-14 Hathi Gumpha カーラヴェラ王 (King Kharavela)(前1世紀末期)のブラフミー文字で書かれた刻文が残っている。
最初に見た石窟 (cave no-9)
最大の石窟 Rani Gumpha (cave no-1)
石窟内の僧院 アーチ状の入口
ガネーシャ Ganesha Gumpha (cave no-10)
Tiger Gumpha (cave no-12)
Hathi Gumpha (cave no-14)
14窟内の刻文
寺院内のサル