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ブバネーシュワルから南西約 6kmのあたりに並ぶ二つの向かい合う丘にある石窟寺院遺跡群。

ウダヤギリと道をはさんで対面するように見えていたカンダギリの丘の寺院群に
のぼるのはかなり厳しいのでは？と感じていたが、
案内された横からの道は意外と上りやすかった。

カンダギリには15窟が残っているそうだ。
ここに残るジャイナ教寺院は19世紀と比較的新しい寺院だが、
そこは現在はヒンドゥ教の修行寺院となっていた。
上層部に残る石窟には11世紀から15世紀の頃のもので、ジャイナ教のティールタンカラ祖師 (Tirthankara) の像が刻まれていた。

紀元前1世紀ごろ、カリンガ国のカーラヴェラ王（King Kharavela）の信仰によりかなり早い時期にジャイナ教が広がったオリッサ地方だが、アショカ王により仏教が広がったりし、その後ほとんどジャイナ教は発展せず、石窟寺院も造られなかったらしい。

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  ウダヤギリから見たカンダギリ
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  祭壇風な場所
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  ジャイナ教石窟跡
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  高い位置に残るティールタンカラ祖師