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India Historic Spots (a11) カジュラホ<1>

India Historic Spots (a11) カジュラホ Khajuraho
マディヤ・プラデーシュ州の小さな村。ほとんどの人たちがこの観光業にかかわっているらしい。
10世紀から13世紀の300年間にチャンドラ王朝には22人の王様がいて、この地に80以上の寺院が建てた。その後イスラム勢力などで廃院となり、残存しているのは25院くらい。ただし今、その寺院はほとんど生きていない寺院(ヒンドゥー教の神々の像は一部が欠けてしまうと放棄されてしまうらしい)となっている。
「月の神様」が夜、湖畔で沐浴するベナレス出身の女性にひとめぼれをし、愛し合い産まれたのがチャンドラ王朝を創ったチャンドラ・バルマン王子だという伝説が残るらしい。

「愛の彫刻、男女の性愛」の彫刻が並ぶ寺院群は、ほとんど砂岩で造られている。それは、ここから約35km離れたパンナという場所から持ってきたそうだ。破損や風化部分が多いが、何度も修復されて現在に至っている。
1986年に世界遺産に登録されている。世界遺産となっているフェンスの中の寺院群は公園のように整備されている。中に入るためにはお金がかかるため、周辺の人々は入ってこない。

彫刻はどれもすばらしいが、何せ「男女の愛の彫刻」。
写真はたくさん撮ったのだが、私のサイトで細部を紹介するのはあまりふさわしく無いと思うので、寺院全体を中心にしています。
彫刻を見たい方は他のサイトか、直接インドへ行ってご覧くださいね。

●Western Group 西群
ヒンドゥー教建築(インド・アーリアナ)の山型。
遠くヒマラヤ山脈を現しているらしい。そのほとんどの寺院の壁面全体に1,000年前の生活様式「男女の交わり(ミトゥナ像)」の彫刻が並ぶ。
ヒンドゥー教のビシュヌ神やシヴァ神を祀る寺院が多い。


左)マータンゲシュワラ寺院 Matangeshwara Temple:西群の中で唯一、今も生きている寺院。世界遺産のフェンスの外にあるため、急な階段を昇って参拝する現地の人々が様子が見える。シヴァ神リンガが祀られている。
右)左はヴィシュヌ神の奥さまを祀る祠、右はヴィシュヌの化身、イノシシ、ヴァラーハを祀る寺院 (Baraha Temple)。


左)ラクシュマナ寺院 Lakshmana Temple:85%残存する。ラクシュマナ(ビシュヌ神)を祀る。右)ガネーシャ像


左)、右)壁面彫刻の一部


左)壁面彫刻(ミトゥナ像)の一部、中)シヴァ神、右)足の裏のトゲを抜く


左)カンダーリャ・マハディーバ寺院 Kandariya Mahadeva Temple:寺院群の中で一番大きく高い(35m)。シヴァ神のリンガが祀られている。約50年前に修復されている。最高のアングル ポイントはピンクのブーゲンビレアで彩られていた。右)寺院に入る現地の男女。とっても絵になる。


左)、中)、右)壁面彫刻(ミトゥナ像)の一部


左)80%以上が修復されているチトラグプタ寺院 Chitragupta Temple、右)西群のその他の寺院。パールヴァティ寺院とヴィシュワナータ寺院。


右)世界遺産の碑


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