chackee.com

 
Home View 風景 繭玉飾りと富岡製糸場 15/01/12

繭玉飾りと富岡製糸場 15/01/11

富岡製糸場の Facebook で『構内に「お繭玉飾り」が施された』というのを見たので、今年も見学に行ってきた。

繭玉飾りは1月13日に養蚕農家などで米粉を繭玉のように丸くして、ヤマクワなどの木に挿し、居間などに飾りつけ五穀豊穣や繭の良い出来を願う。
そして、小正月の15日に「どんど焼き」として火にくべ、無病息災を願って食べたりするというこの周辺の養蚕農家の年中行事。

昨年のこの時期にも見に行っていたので、世界遺産登録後の今年はどんな感じなのかな?と。。。。

いろいろな部分で変化していた。
昨年は東繭倉庫北側のお土産販売所の近くの場所にいっぱいっぱいで飾られていたが、今年は南側にノビノビと飾られていた。
お繭玉も『紅白』の2色から『紅白+緑』の3色と華やかになっていた。
今思うと、写真撮影するのも自由にできたが、今年は人の切れ目を探して撮影するような状態になっていた。
そして製糸場の入口だって、警備のオジサンが一人いたものの、中で見学している人は数人だけだったのが、
今年は、午後でも、まだ次から次へと観光客がやってきているので、警備員さんの数だって・・・。
あっ、そうそう、2014年ゆるキャラグランプリの「ぐんまちゃん」はいなかったけど、富岡市のゆるキャラ「お富ちゃん」が手を振って迎えてくれていた。

そして、街がすごく変化をしはじめていた。
製糸場の正門から伸びる城町通りには、いつのまにかかなりお土産屋さんが増えていた。
でも、地元の商店ではない店舗が並んで観光客の呼び込みをしている。
このままの活気で、まだ数年は続くかな?
シャッター街だった町の変化はウレシイけれど、昔ながらの商店は数少ない気がするのがちょっと残念かも。



富岡製糸場