India Ladakh Bazaar (1) レー バザール Leh Bazaar
夕刻になる前にレーの繁華街を少し歩いてみた。
比較的広い道の端から端へ多くのタルチョー(Prayer flag、5色=青・白・赤・緑・黄が天・風・火・水・地を現すチベット仏教の旗)がなびいている。
ほとんど観光客が歩いていないせいか、店舗をちょっとのぞいていると店主が近づいてくる。奥行きのない一間幅くらいの骨董品のようなちょっと怪しいお店が多い。
通りの中程の道路から少し下がった階段下の門をくぐると、中に仏教寺院があった。
このチベット仏教寺院は山間いの僧院とは違ってかなりキレイだ。
ここの商店街の店主などが、商売繁盛のお参りを日々するらしい。
ちょうど現地の女性が供物を持ってお参りをしていた。
中央祭壇左側にはダライ ラマ14世(14th Dalai Lama)の写真が飾られてる。ということはゲルク派(Gelug)の寺院なのだろう。
左、右)通りの仏教寺院。
通りの正面突き当たりにはレーで一番大きいイスラム教モスクが陣取っている。
夕刻にここから大きな音でアザーンが流れた。
この音を聞くとやはりイスラム教国なのかと錯覚するほどだ。
しかし、ここにいるほとんどの人たちはイスラム教徒ではないので礼拝へ行く気配はなかった。
左、右)歩道で野菜を売る女性たち。にんじん、じゃがいもなどが中心で青い野菜はほとんどない。
左、右)ザンスカール地方のダーに住む人たちの花を頭に乗せる衣装を着る女性。梅干にも見えるが、干したアプリコット(杏)やその種などを販売。
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