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India Place (h2) 農村の生活

India Place (h2) 農村の生活

今回も遺跡の話がかなり充実してきたので、ハンピに行く前にちょっと一息。
バンガロール⇒ハッサン⇒ホスペットと一日バスで移動する旅になったが、ハッサンからホスペットへ向かうのは約300km、高速道路にあたる R4号へ出るまで、田舎道を走ることになった。
そこはかなり牧歌的な風景の広がる道だった。

●羊飼い (Shepherd) に遭遇。
バスの上からたくさんの羊をつれている羊飼いに遭遇。
ちょっとPhotoStop下車することになった。
羊飼いたちは近くの村に住む住人ではなく、数100km以上離れた村から羊をつれてやってくる。農閑期に自分の村の羊を預かって旅に出る。移動、放牧しながら空いている畑に羊を放して、自由に雑草を食べさせたり、耕したり、フンをさせて(肥料になる)数日滞在する。地主さんにはその滞在費を払うのではなく、お礼のお代をいただく。
以前、グジャラートの旅行でも聞いた「自然と共に生きる」素晴らしいシステムがここでも行われているようだ。

左)バスから眺めた羊の群れ。右)この羊のかたまりでも100頭くらい。


左)道端で収穫したトウモロコシの皮ムキをするおばあちゃん。右)トウモロコシのコーンを芯からはずし、乾かす。これを人間も家畜もみんなで食べる。

●農家の畑を見学。
幹線道路脇のお宅の畑を見学。

左)幹線脇のお宅はグリーンでちょっとカワイイ色彩。右)家の前で奥さんが溜めた水がめで食器を洗う。


左)牛にスキのようなものをひかせ畑を平らにしている農耕風景。そこに家畜のフンを敷き、上に穀物を撒いて石ローラーで脱穀する。
かなり時間がかかりそうな脱穀方法だ。家畜のフンは砂埃を防ぎ防虫効果もあるそうだがなぜ?フンは湿度もあるし、発酵して熱が出るから??まあ、ウシ様のフンは日本でも肥料として値段がつくけれど、世界では壁になったり燃料になったり本当にナンディは役立つのネ。
右)パンダ牛が気になってしかたなく(気になってたのは私だけだったみたいだけど)、アップでお見せします。
このウシは本当に左右対称でパンダ柄。それに、なぜか笑える。


左、右)フィンガーミレット(finger millet、シコクビエ、四石稗)。本当は穀物の写真を撮りたかっただけだけど、このおじさんがポーズキメキメなので一緒に紹介。背後にパンダ牛が。。このウシ、腹部分以外の体は真っ黒だった。


左、右)カレーのダルに使うマメ。豆類だが、なんのマメだかわからない。インドはマメの汁っぽいカレーをダルっていうけれど、各家庭で違ういろいろな種類のマメが使われている気がする。


左、右)トウゴマ (Castor oil plant)。「ヒマ」とも呼ばれて実からアブラが採れ「ひまし油」になる。換金率が高い作物なので、かなり好んで植えられるらしい。


左、右)毎回遭遇すると「ヒツジ?ヤギ?」と迷う。たぶんヤギ。調べたところアフリカ原産のヌビアン(Anglo Nubian Goat)というヤギでは?インド原産のジャムナパリ(Jamunapari Goats) というヤギも似ているが、両者の区別ができないので、たぶんどちらかだと思う。



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