ホウオウボク Royal Poinciana (鳳凰木)
2009年のGWに南インドに旅行した際、たくさん見かけたホウオウボク。
バーミリオン(朱赤)に染まる数10mの高さの大木を見て、私の熱帯花木熱にスイッチが入ってしまった。
最初はホウオウボクとオウゴチョウの見分けもつかなかった。
インドで見たのはこのホウオウボクだった。熱帯マメ科の植物。
<苗>と実生<種>を一緒に記載していたが、枚数が多くなってきたのでページを分けることにした。
<種>
左、右)12/10/08 実生の(1)がとても成長した。飛びそうなくらい翼をひろげている。
実生(1):樹高 60cm、葉の広がり100cm、茎の一番太いところ12mm。
実生(2):樹高 30cm、葉の広がり50cm、茎の一番太いところ10mm。
左)12/08/15 夏も半ば、かなり成長し始めた。高さより、葉の広がり具合がすごい。飛びそうだ。
左) 11/09/17 熱帯マメ科の健康診断を実施。ホウオウボクの種も2株順調に育っている。苗同様、葉の広がりがスゴイ。
実生(1):樹高 15cm、葉の広がり40cm、茎の一番太いところ8mm。
実生(2):樹高 13cm、葉の広がり25cm、茎の一番太いところ6mm。
右)上の実生(1)が先週の急激な気温変化に耐えられず、葉がダメージを受けてしまった。
10℃を下回っていないはずだが、屋根のない場所で、すごい寒暖の差に絶えられなかったようだ。
全滅ではなくてヨカッタが、ちょっと悲しい状態。
左) 11/08/03 6月に種から発芽した株も順調。まだ10cm位だが、これも鉢ごと地面に埋めてみた。右) 11/09/03 熱帯マメ科の成長が早い、高さは13cm位だが、広がった葉が30cm位。
左)11/05/14 昨年の秋に種を撒けず、GW明けに種まきを。
とっても硬い種子なので、サンドペーパーで全体をコスり、水に浸ける。1晩で1.5倍くらいに膨らんだ。サンドペーパーをかけなかった種子は発芽しなかった。
右)11/06/04 約2週間で発芽。温度はちょっと低めだったのかも。
この時、何種類かのマメ科の熱帯花木の種を撒いたが、種の鮮度と温度(最低が20℃以下)管理で他に発芽するものがなかった。
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