India Odisha City (o1) ブバネーシュワル Bhubaneswar
早朝のデリーから国内線で約2時間半、オリッサの州都ブバネーシュワルに到着です。
ブバネーシュワルはインドの中東部に位置し、紀元前に存在したカリンガ国の古都だったそうで、7世紀から13世紀にかけて建立され寺院が大小あわせて 1,000 以上あるそうです。
ここ、カリンガ王国のあったカリンガ地方は紀元前 3 世紀にアショカ王が征服し、インドのほぼ全域の統一を完成させた場所。
そのとき、多くの犠牲者を出したことから、王がこれを悔いて仏教に帰依し、数多くのストゥーパなどを建立したのだそうです。
そして、その後もベンガル湾に面した豊な地域として独自の文化を発展させたらしい。
だから、今回は数多く残る寺院群の中で、世界遺産のスーリヤ寺院を含め、そのサワリの部分だけ見学と言う感じです。
オリッサ州はインドの公用語の一つであるオリヤー (oriya) 語を公用語としています。
オリヤー文字はブラーフミー文字から派生しているそうで、歴史も古く、インド紙幣の裏面の全て国(州)の認める公用語で書かれた10番目の記述なのだそうです
今回はあまりお金を使わなかったので、わずかに手元に残った Rs.20 と Rs.10 紙幣の記述を見ても、10 番目のオリヤー文字はその 1 文字ずつが 1 本のくねった一筆書きのようで、すごくまるっこく、以前日本の女子高生に流行った「まる文字」みたいで、なんかとてもカワイイです。
インド紙幣の裏側は、15の公用語の各文字でその額面の金額が書いてあるようです