Lao Fringe (1-2) 托鉢 Pindapata - ヴィエンチャン
ルアンパバーンでかなりの人数の托鉢の様子を見て、もう満足していた。
だから、この首都ヴィエンチャンで托鉢僧に出会うとは思ってなかった。
ヴィエンチャンの初日、久々にゆっくり寝て朝食に出かけたら、散歩から戻ってきた人たち「近くで托鉢してる人たちがいたよ!」という。
だから2日目は、やっぱり見ておこうと朝6時前外出し、托鉢を見ることにした。
ホテル前の太い道には路駐の車も多い。それをよけながらオレンジ色の袈裟の列が遠くからやってきた。
ここは老齢や子供の僧侶がいない。高校から大学生くらいの同じ年齢層が集まっているように見えた。
道に出て供物を施している人もあまりなく、僧侶たちは頂くと立ち止まってお礼のお経を唱えてから去っていく。
列をなしてどんどん行ってしまうルアンパバーンの托鉢僧の様子とは少々違っていた。
こちらは日常の行いとして施しをしている人ばかりで、見ている観光客も私たち位だった。
急ぐように僧侶たちはどんどん行ってしまう。ツアー仲間のひとりと、この7人の僧侶の後をつけてみた。彼たちはホワイトハウス前のワット・シーサケートに吸い込まれるように入って行った。
左)右)毎日の功徳のために托鉢を迎えるおばあさん。
左)右)施しを受けると一列になってお経を唱えてくれる。
この寺院に後で観光で来ることになるとは知らず、門が開いていたので私たちも入ってみた。食器の音のようなものが聞こえる場所を覗くと、いただき物での朝食の準備をはじめていた。
中から僧侶が出てきたので「入らないで!」と注意されるかと思ったが、そうではなかった。
『中の写真は撮らないで!』という感じだが、ニコニコと近づいてきた。
彼はたどたどしい日本語で私たちに「どこから来たのですか?」話しかけてきた。
大学生だというそのお坊さんは、日本語でコミュニケーションできて嬉しそうだった。
ここでの僧侶たちは修行時代にいろいろな語学を学び、ツアーガイドになったりもするのだそうだ。
左)右)散歩の途中、肩から布パックをさげた僧侶が何人も道路脇に立っていた。その後このトラックがやってきて、皆乗り込んで行った。
高校か、仏教の学校へ行くらしい。このトラックがスクールバスのようだ。