Lao Fringe (5) ラオスの通貨<Kip> Currency
今回の旅行は初ラオスだったので、貨幣についてちょっと触れてみる。
ラオスの現地通貨の単位はキップ<Kip>。USドルでも買い物はできるが、ちょっとした物はやっぱりKipでの支払いとなる。
そのKipなのだがインフレなのか、単位がスゴイ。日本円の1円がだいたい100kip、だから100円は10,000Kipとなる。
紙幣には0がたくさん並ぶ。そして、同じオジサン(初代の大統領らしい)が表を飾り、通常の貨幣価格と反対側に似ているがちょっと違う別の数字が並ぶのだ。それも同じ場所ではなく、サイズも大きい。だから、こいつがとっても曲者で、読めそうなだけに迷わせる。
一度記憶しても、次に出す時は間違ってしまう。売っている人に選んでもらった方が良いくらいなのだ。
そして、加えてドル支払いしようものなら日本円では0を2つ取って、なおかつドルでは80で割る。($1 ≒ 100円だったらもっと計算は簡単に、0を4つ取ればOK!)
赤米をマーケットで買うのにKipは残り少なく、ドルで購入しようかと悩んだ時の計算。
32,000kip ≒ \320 ≒ $4
という感じで、高いのか?安いのか?頭の中でグルグル計算しなくてはならない。
全然、難しい計算ではないけれど、ちょっと買い物は頭を柔らかくしないとね。
左)20,000kipだが、大きい方の文字が60000と見える。これが曲者。右)10,000kipだが、右下と裏面に90000と見える。
左)5,000Kip。右)2,000Kipだが6,000と読める。アオは10,000Kipと区別しにくい。
左)1,000Kipから下の紙幣には大統領はいない。でも表面の大きい数字が堂々と9,000に見える。裏面でやっと1,000とわかる。
右)コンビにのおつりでもらった最低紙幣は500Kip。日本円で5円くらい。