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Lao Fringe (1-1) 托鉢 Pindapata - ルアンパバーン

Lao Fringe (1-1) 托鉢 Pindapata - ルアンパバーン

大小80以上の寺院があるルアンパバーンの朝は僧侶たちの托鉢の列で始まる。
ラオスなど東南アジア一帯は仏教の中でも上座部仏教(テラワーダ仏教 Theravada Buddhism、昔は小乗仏教と言っていたが、今は言わないそうだ)で、ブッダ在世当時の仏教の形をかなり忠実に継承してる。だから、ここの僧侶たちはその戒律を厳しく守っているそうで、修行の一環として托鉢が行われるらしい。

ラオス初日、目覚めた明け方5時頃は大雨だった。
「こんな日も托鉢やるのかな?」と考えたが『ラオスの僧侶の1日の行が托鉢から始まる』のだから雨天決行があたりまえなのだ。
小降りになった6時ころ、暗さの残る道路の遠くの方からオレンジ色の列が現われた。

私たち一行も供物の施し体験を行った。
カゴに入った白いもち米(供物に赤米は用いない)、そしてタスキ状の布を肩から下げ、僧侶のツボに供物を入れる。
どのくらいの僧侶がやってくるのか分からず、最初からかなり大きなご飯のカタマリを入れてしまい、私は早々に終了してしまった。
後から来たお坊さんの分はなく、申し訳ないが見学側にまわった。

2日目はもっと大雨で私は見学するのさえ中止した。
高齢の僧侶たちは傘をさして托鉢していたらしい。こんな風景も見学しておけば良かったかも?とちょっと反省。

3日目、やっと早朝から好天。
初日と違ってオレンジ色の僧侶たちの人数がすごい。高齢の僧侶から順番に並び、最後は小学校低学年くらいの子供僧まで托鉢に参加している。田舎の貧しい子供たちは勉強を教えてもらい、食事にもありつける寺院に早くから修行に出るのだそうだ。

朝市の周辺のお店の前では毎日、供物を施している現地の人たちがいる。その場所はあちこちから僧侶の列がやってきて交差するほどだ。あてにならない観光客より毎日のお勤めは信頼できるのだろう。
そして、施しの先には僧侶からおこぼれをもらう子供や女性も。。


左)もち米の白飯がこのザルに入っているの。右)私たちが体験した施しセット。布は肩からさげる。


左)右)この商店の前に座っているおばあさんは毎日施しを行っていた。初日は少なかったが天気の良い3日目はこんな列となっていた。


左)このおばあちゃんたちも毎日のお勤め。右)托鉢セットを観光客に売るおばさんは迫力がある。


左)右から左から、別の寺院の僧侶たちが集まってきて交差する。後から来た寺院の僧侶は少々立ち止まって待っていた。
右)小さい僧侶たちも列の後方に並んで托鉢をしていた。


左)右)施し側の下手にザルを掲げ、僧侶側から施しを受ける子供や女性が並んでいた。


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