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Lao Place (2) パクウー洞窟 Pak Ou Caves

Lao Place (2) パクウー洞窟 Pak Ou Caves

ルアンパバーン王宮博物館の下の船着場からメコン川を上流へ25kmの場所にある鍾乳洞。かつて、僧侶たちの修行の瞑想場所だったらしい。
切り立った崖にあるパクウー洞窟の中には大小さまざまな4000体以上の仏像が安置されている。

メコン川をボートでさかのぼること約2時間近く、途中から雨も吹き込む悪天候となった。ちょっと晴れ間の出たところで、切り立った断崖に白い帯のように階段が造られている洞窟の船着場に着いた。

●タムティン the Tham Ting (lower cave):最初にこの洞窟で修行をしたのはヒンドゥーの僧侶だったそうで、わずかにヒンドゥーのイメージも残す。切り立った場所にところ狭しと仏像が置かれていた。確かに洞窟だが。。
●タムトゥン the Tham Theung (upper cave):タムティン洞窟をまわり込むように何百段の階段が造られ、その上の大きな洞窟にも仏像が置かれていた。壁画もほんの少し跡形が残っているが。。こちらは奥行きがあるため、奥まで光が差し込まず、内部は真っ暗だ。

急な階段を一気に昇るとかなり疲れてゼーゼー状態。また脚力の弱さを実感!
階段の上には不思議な像と門扉があり、その前でお供えの花を売っている。
仏教と言っても南国、日本では考えられないが、この地のお供えはマリーゴールドとバナナの葉っぱで作られている。

ひと通り内部を見て、階段を下りながら周囲の高い木々が気になった。
同行の人が途中で止まり上を見ているので「何?」と見上げたら、20mくらいありそうな木の上に着生ランが咲いていた。
シンビジュウムのような葉で花が咲いている。望遠の最高値でやっと捕らえられるくらい。あんなに高い位置なのだから自然に着生したのだろう。
自然の着生ランは初めて見た気がする。こっちの方が仏像より興味深かった。


左)右)メコン側の様子。


左)タムティン the Tham Ting (lower cave)、右)タムトゥン the Tham Theung (upper cave)洞窟前の像。


左)タムトゥン洞窟。右)内部。


左)お供えの花飾りはマリーゴールド、右)自然の着生ラン。


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