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India Ladakh Fringe (3) 今回も事件?

India Ladakh Fringe (3) 今回も事件?

★India Ladakh Happening Episode

今回のラダックの旅行は初めて会った「チベット仏教について」を調べるのに時間がかかり、予定の2ヶ月間で完了しなかった。

もう、梅雨も明けるというのに、GWの旅行が。。。
仏像についてもまだ調べているが、あまりに難しく、違いも分からず、ここで報告できるまでに至っていない。専門家ではないので、課題を残しつつ今回はこの辺で。。

なぜか、みんな旅行記ではトラブルの記事を期待する。
今回はインド一日目に飛行機が飛ばないハプニングはあったものの、来るまで心配だった私の高山病も問題なく、順調に日程を消化した。

でも、私には直接降りかかったわけではないけれど、問題は起きていた。
今回の旅行は悪路で道幅も狭いということもあり、バスではなく5台の車に3人ずつ分乗するというスタイル。毎日くじ引きで配車を決定した。車は全部同じ日本製のRV車。かなり安定した乗り心地だ。
その3号車だ。
ドライバーはその中では一番若く、ラダックでは今風?(O夫人によるとTxKIxのY君似)の小柄な青年だった。
他の車中ではチベット仏教風音楽の流れる中、彼の車では洋楽が流れていた。

●Episode 1
西の奥のラマユルゴンパからアルチへ移動の途中、私は4号車に乗っていた。
前の3号車がフラフラっとなり、そのまま路肩へ。
前の2台はそのまま走っていったが、途中で気づいて戻ってきた。

左後ろのタイヤがバーストしていた。
完全に。。
ドライバーさん皆でタイヤ交換し、ほとんど遅れもなくアルチへ。
まあ、これは僻地の悪路ではありがちなハプニングだった。

●Episode 2
リキル僧院から見学も終え、車に戻るとその日乗っていた3号車後部にドライバーが集まっていた。
何?と見ると車両の後部ガラスが粉々になっていた。
私は早合点「さっき、途中の道路工事現場で重機が掘る石がバシバシ飛んでいたから、当たったんだね~。」と。。
実はそうではなかったらしい。
『僧院の小僧が石を投げて割った』とのこと。とんだ被害だったのね。
これにはドライバーの彼は薄っすら涙ぐむほど落ちこんでいた。
会社から割り当てられているとは言え、大切な仕事道具のトラブル。かなりかわいそうだった。

結局、3号車はテープグルグルの後部のまま、私たちのツアーを見送ってくれた。
ひとつの行程中に彼だけ2度の不運。彼には忘れられない思い出になった数日だったでしょうね。

話はハプニングではないのでちょっと変わるけど、他のドライバーさんの話。
ある一日、4号車の取りまとめ役の年配のドライバーさんの代わりに、比較的若い寡黙な青年がやってきた。その日ちょうど私はそこに乗車。助手席に座った。若いが彼の車内は、チベット仏教系ミュージックというよりは読経が流れた。

運転しながら時々、何かつぶやきながら片手合掌をするのを、数回目撃。何回目かにゴンバの周辺を通過中だということが分かった。
かなり離れた場所だが、高台にゴンパが見える地点なのだ。

そして1度、比較的歩行者もいて対向車線もある幅広の道で、突然、並んで走行する車列からこの車だけ路肩方向にそれた。
??と思っていると、小さなチョルテンの左に歩道ほどの通路があり、そこを走ったのだ。一瞬、「どこ行くの?この車・・・」とあせったが、彼の仏教徒的な行ないとわかった。
チベット仏教の僧侶たちは必ずチョルテンを時計まわりに参拝する。
道の端にあっても左周りを忘れない。それにそのために回避する道が作られている。
僧侶の恰好ではないけれど、本当に敬虔な仏教徒なのね。
急ハンドルで事故をおこさないようにね!


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