India Ladakh Gompa (10) チェムレ ゴンパ Chemrey Gompa
荒涼とした丘全体を砦のように囲む雄大なゴンパ。
山の頂上にはチェムレゴンパ、中腹を20軒くらいの僧坊が埋め尽くす。
丘全体の外観がとても絵になる。
この僧院はラダック全盛期の王、センゲ ナムギャル王(King Sengge Namgyal)を弔うため、高僧タクツァン レーパ(Lama Tagsang Raschen)が1644年頃に建てた。
へミスゴンパと同じカギュ派(Drukpa Kagyu)の姉妹寺。
そろそろ寺院で続きで、おなかいっぱいの頃となってきたと思うけど、もう少しおつきあいください。
●ドゥカン(Dukhang)
比較的装飾のない閑散としたドゥカン。奥中央にチョルテンが置かれている。
左)ドゥカン建物正面。右)門。
左、右)ここもドゥカン入口には四天王が並ぶ。ただ入口をはさんで左右2人づつではなく、左1人、右3人。
左)ドゥカン奥中央のチョルテン。右)ドゥカンの壁面を飾る千仏画。
●グル リンポチェ ラカン(Guru Rinpoche Lhakhang)
これも新しいラカン。中央に大きなグル リンポチェ像。周囲にグル ツェンゲと呼ばれる「パドマサンバヴァ(Padmasambhava)の八変化」像が並んでいる。
左)グル リンポチェ像。右)比較的新しく、柱にはカラフルな飾り、奥にグル ツェンゲの像が飾られている。
左)後輪が描かれている釈迦仏。右)。
●ドルマ ラカン(Dolma Lhakhang)
小さいラカンで、屋上の端にある。女神ドルマ(ターラー菩薩、多羅菩薩)像が棚いっぱいに並んでいる。
左)ターラー菩薩像。右)色々な像が並ぶ。
●ラマ ラカン(Lama Lhakhang)
薄暗い部屋に実物大くらいのラマ僧の像が並んでいる。立体的で座ったように並んでいる像はちょっと怖い。
写真もちょっと怖い感じになったので、アップは止めておきます。