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India Temple (s5) 海岸寺院

IndiaTemple - Shore Temple 海岸寺院

8世紀初頭にかけて海辺に建てられた「海岸寺院」。
切石を積んで建立した石造寺院で、中期ラージャシンハ・ナンディヴァルマン様式に属するとされる。これは、マハーバリプラムのなかでは新しい年代に属する。
大小2つの南方型の祠が並んで建ち、いずれも頂部に半球状の冠石をいただいている。
小さい祠には「横たわるヴィシュヌ神」が、大きい祠にはシヴァ神のシンボルであるリンガが祀られている。
また、外壁の上部には同じ形の白い牛のナンディが何体も置かれている。
また、シヴァの妃ドゥルガーの乗り物であるライオンの像が置かれている。
東側にベンガル湾を望み、直接の潮風や波浪による浸食作用により、建物の損傷や崩壊が危ぶまれ、彫刻は丸みを帯びている。
建物の東側はかなりの状態。そのため防風林が植えられているが、役に立っているのかわからないほどの大きさ。

 


左)シヴァの妃ドゥルガーの乗り物であるライオンの像。
右)風化で丸くなってしまった壁面の彫刻


左)頂部半球状の冠石
右)外壁の上に乗っている白い牛の像たち

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