IndiaTemple - Meenakshi Amman Temple [1]
マドゥライの旧市街の中心にあるミナークシ女神を祀る『ミナークシ寺院』。
ミナークシとは『魚の目をもつ女神』の意味で、タミルの土着神であったが、ヒンドゥー教に取り込まれてシヴァ神の神妃(パールヴァティー)と同化されるようになった。
東西南北の極彩色の神々に埋め尽くされたものをはじめ、大小12基のゴプラム(塔門)が象徴的。
南の塔門は一番高く約 60m に達する。これは南インドの後期ドラヴィダ様式の頂点を極めた姿と言えるらしい。
ミナークシ寺院は明日お祭りということで、急きょ、夕方から寺院の内部を見学をすることとなった。
大きなバスが旧市街には入れないということで、数台のオートリクシャーに乗りこんだが、その運転ときたら。。。
どのオートリクシャーも「アオル」は「ハバ寄せする」は「スピード出す」はで、外気と排気の熱で暑い中、生きた心地のしないスリリングな移動となった。
ミナークシ寺院も聖地、巡礼のメッカということで、現在、テロ警戒中!
警備員(軍隊?)にボディチェックや荷物検査をされて境内の中へ。
千柱堂の終了時間が過ぎていたが、外国からの観光客ということで、チップを払って見せていただいた。
左)千柱堂のシヴァ・ナタラージャ像(周りはネオンで飾られている)
右)千柱堂のヤーリー(想像上の動物)
左、中、右)千柱堂の像たち
お土産やさんや奉納するための供物を売っている仲見世を通ると、突然、サリーを着た若い女性が身を乗り出して床に置かれた彫刻にキスをした。
正面に回るとそれは例の「シヴァ神の乗物の牛<ナンディ>」とだった。
その女性はキスをしていたのではなく、牛の耳に口を近づけ『シヴァ神に願いごとを届けよう!』ささやいていたのでした。
その後も何人かの女性や男の子たちも同じ様にやっていたが、最初の目撃が若いキレイな女性だったので、そのインパクトはかなりなもので、超えることはなかった。
左)シヴァ神の乗り物ナンディの耳に願いごとをささやく少年。
右)堂内の天井を飾るイメージ。