India Race (6) - Rathwas ラトワ族
グジャラート州の中では東部に位置するバローダよりさらに東へ向かい、マディヤプラデーシュ州に近いチョータウダイプールで毎週開かれる定期市で見かけたラトワ族。
太めのチョーカーと相当数のシルバーの装身具を身につけている女性。
飾りの量から言ってもかなり裕福な家庭のお嬢様。
左) 急いで目の前を通りすぎる女性達。
右) 市場で看板娘となっている少女達。
左) 普通、インドの女性は同じサリーを着るのをいやがるが、最近は姉妹や友人同士で同じサリーを着るのが流行っているそう。それと、小さな村から出てきている場合、他の村からの人達と会うのがこわいため、集団で同じものを着たりするそうです。
中) 足早に歩く若いキレイな女性達のなびく赤い裾が気になった。日本で着物の裾から赤い襦袢をチラッと出す感覚と同じかな?
右) 5,6 人の同じブルーのサリーを着ていた女の子の集団の中の一人。
左)右) 少々年配の女性達も大胆におヘソを出す衣装を着ている。
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○ラトワ族の民族衣装
ラトワ族はビール族と同じように「アーディーヴァーシー(先住民、部族)」なので、同じ民族でもさまざまなカーストに分かれている。そのため、サリーやターバンの色や、身に付けるアクセサリーで階級や居住地域が区別されるらしい。ほとんどの人が短めのチョリにサリーをかけているため、皆おヘソを出している。かなり太い環状のシルバーにいくつものコインの装飾を垂らしているチョーカー。これは、少し裕福な人達らしい。ほとんどの女性がビンディをしている。