chackee.com

 

India Race (2) ガラシア族

India Race (2) - Garasia ガラシア族

ポシナの奥に住むガラシア族。エプロンのような胸の近くで切りかえしのある独特の衣装。

アンバジ寺院の近くで会った女性。


左)ガラシア族の子供達。女の子は小さくても民族衣装を着ている。
右)ガラシア族の住むコミュニティーの前で、何家族かが集合。


左) ガラシア族の女性
中) 子供達の中では一番大きそうな少女。

………………………………………………………………………………………………………………………………………

○ガラシア族の民族衣装
かなり個性的な衣装。肩から胸にかけて切り返しがあり、アップリケというよりはパッチワークのような単色の布(カラーの綿ブロードの様)を合わせている。
胸の中央に家紋の様な刺繍が、脇には文字(ご主人の名前)が刺繍されている。再婚もするコミュニティーなので、複数の刺繍が入っている人もいた。かなり幼少のうちに婚礼先が決まるため、子供でも脇に名前が刺繍されていた。


西インド、グジャラート州に住むビール系民族。インド政府の指定トライブで、ドゥングリ・ビールとも呼ばれている。人口は約200万人(1981年)。母語はビーリー語であるが、グジャラーティー語もよく用いられる。かつて王権を担っていた集団の分派ともいわれ、土地保有率も多く、人口の半数以上が、近年ではかなり近代化した農業に従事している。しばしば大家族で住む家屋は耕地を見下ろす斜面に建ち、雑穀を栽培する。牛も飼い、概して菜食である。イトコ婚は稀であり、男側からの婚資は必須であるが結婚式はとりたてて行われず、離婚もよくあり、また寡婦の再婚も許されているなど、ヒンドゥー社会と異なるが、宗教の面ではヒンドゥー化が著しい。 (参考:弘文堂 世界民族事典 小西正捷 氏)

次の話を読む

[India Gujarat グジャラート 一覧]に戻る