India Historic Spots - Adalaj Vav アダーラジの階段井戸
アーメダバード市街の北に位置する。1499年にヴァーゲラー朝の王妃ルージュハーによって造られた階段井戸。
今回の旅行での初階段井戸。ここは5階建てで各階層の壁にゾウや馬などのモチーフが彫られている。慢性的な水不足を回避するために作られた階段井戸だが、階を下がるたびに2~3度も温度が下がるため、熱い時期に避暑などの目的にも使われていたらしい。
追記:2012/9/21
今晩、テレビ東京の「たけしの新・世界七不思議7 前哨戦スペシャル」の候補地の1つとして、この「アダラジ ヴァヴ」が選ばれた。
テレビやポータルサイトの力ってすごく、突然その地の紹介に光が当たる。
そこで検索でこのページを訪れる人がいるかもしれないので、先に謝っておきます。
2008~9年の年末年始の初インド旅行で、最初にインド入りした都市アーメダバードの近くで、ほぼ最初に出会った建造物だった。
この旅行の目的は「現地の染織や人々の衣装を見ること」だったので、インドの歴史や宗教の知識も当時は全くなかった。
が、ヒンドゥー教とイスラム教の融合した数々の建造物に出会い、とても感動した。この井戸内で出会ったステキなサリーに身を包んでいる年配の女性やインド人の観光客は友好的で、気軽に声をかけてきたことなど懐かしく思いだした。
インドの魅力に浸り、その後何度も行くことになるきっかけにもなった旅行だ。
chackeeサイトを始めて間もないころで、旅行記も初回のもの。
どんな感じにしていくかも決まってなく、単に書き連ねた薄っぺらい紹介文なのだが、それでも精一杯だったということでお許しください。
追記:2014/6/28
最近は日本で「インドの階段井戸」といえばこのアダラジ ヴァブとなってきたが、21日のUNESCOの審議によりここの近くの階段井戸「ラーニキ ヴァヴ Rani ki Vav」が世界遺産に登録された。
こちらも、つたないレポートですが、ご覧ください。