India Historic Spots (a16)スジャータ寺院 Sujata Temple
ブッダガヤから数キロのセーナー(Sena)村にあるヒンドゥー教寺院。
この村自体、かなり貧困の村らしい。バスから降りた仏教徒や観光客に子供たちはほどこしを求めて集まってくる。
小さな寺院はバスから降りて、畑の中のあぜ道の先にある。先を歩く白装束のインドの仏教徒を抜きながら、暗くなりかけのあぜ道を急ぎ足で向かった。
寺院にはやせ細ったシャカと2人も娘の像が置かれていた。なぜ、シャカ像がヒンドゥー教寺院にあるかというと、ブッダはヴィシュヌ神の9番目の化身でもあるからだ。
シャカが6年にもわたる苦行を続け、生死をさまよい、餓死しそうなほどやせ細っていたが悟りは開けなかった。
苦行では悟りは開けないとわかり、中止し、川で沐浴をした。その時、この村に住むスジャータという娘に乳粥のほどこしを受け、気力を回復させて、49日後にガヤにある樹の下で悟りを開いたという話が残る。
左)シャカが苦行を行った洞窟の山、右)スジャータ村の風景。
左)村の入口の荒地になぜかゾウが。。、右)村に入ると散歩中のやせたウシに遭遇。
左)スジャータ村を後にする時、すでに月夜に。右)時間調整で戻ったマハーボーディ寺院はライトアップされていた。
左)、右)マハーボーディ寺院の菩提樹下のシャカ像の前にあるスジャータ像。