India Fringe (h4) 玄関の砂絵 (Sand Painting)
今までもインド旅行で時々見かけた玄関の砂絵だが、今回の旅行ではかなり多く目にする機会があった。
多くの地域はコーラム (Kolam) と言うらしいが、カルナータカ州ではランガヴァリ (Rangavalli) というようだ。
魔除けのような役目で、各家々、家紋のように違う幾何学や花などの模様を持っていて、母から娘へ伝えられる技術とのこと。
米粉や小麦粉で書いていたらしいが、ホテルの玄関などは着色したチョークの粉のようなもので描いていた。
左)ホスペットのホテルの玄関で、朝、女性が一人で短時間でこのような大きな絵を仕上げていた。水を撒いた玄関に白いチョークのようなもので線を描き、紙コップのような容器に入れた顔料をつまんで面を埋めていた。
右)幾何学模様のようだが、よく見ると人物が手をつないでいる絵。
左)ステキな絵を短時間で仕上げた。この女性はどのくらいの賃金でこのホテルに雇われているのかが気になった。
右)元旦にホテルに到着した時のもの。すでに暗かったので、天地逆の写真しか撮ってなかったのが残念。
左、右)村の普通のお宅の玄関に描かれた模様。どれも30㎝くらいの小さいものだがステキな幾何学模様。