【す】
裾野(すその)は長(なが)し 赤城山(あかぎやま)
The long gentle slopes, Mt.Akagi.
群馬県内には他県にかからない大きな山が 3 つある。
赤城山、妙義山、榛名山。この 3 つの山を「上毛三山」と呼ぶ。
『上毛かるた』にもこの 3 つの山のとり札がある。
この一枚はその中の 1 つ「す(赤城)」だ。
あとは「も(妙義)」「の(榛名)」だ。この 3 枚をかるた大会で集めると役がつく。
今日、5月1日は上毛かるたの県大会があったらしい。
ちなみに、群馬の小学校の運動会の組み分けは「赤城」「妙義」「榛名」と分ける場合が多いらしい。
残念なことに、私の出身の小学校は「赤団」「白団」「緑団」に分けられていた。
さて、赤城山なのだが、県の中央部の北東から県央へと裾野をのばしている。
したがって、普段、県西南部にある我が家からは見ることができない。だから、とてもめずらしい山の景色なのだ。
ちなみに上毛三山の「妙義山」は毎日見ることができる。
今日、榛東村に行くことがあり、そこから見た赤城山は裾野の長さを実感できるので、写真に収めてみた。
この角度からは裾野がとても長く、前橋方面に伸びているのが良く分かる。
この裾野で冬の乾いた北風「赤城おろし」を作っているわけだ。
この写真を撮っていたら、県内の他の地域に住んでいる(前橋、桐生在住)人たちは、
自分が毎日目にする赤城山を珍しがる同県在住の私が不思議に見えたようだった。
そして、皆「自分の住んでいる場所から見える赤城が最高!」と言っていた。