【ひ】
白衣観音(びゃくいかんのん) 慈悲(じひ)の御手(みて)
Blessing us from her hill, Kannon, white-garbed Goddess of Mercy.
高崎市を見渡すように、小高い観音山の上にそびえ立つ高野山真言宗慈眼院の白衣観音。
【ひ】の取り札だが『びゃくい』と読む。
1936 年建立。高さ41.8メートル。
昨年の夏、インド最南端のヴィヴェーカナンダ岩にそびえるティル・ワルワル像のページで触れたが、その像が大きく見えても 75フィート(約 23m位)と観音様の半分くらいの高さ、ということでこの観音様の大きさに驚かされた。
観音様の周辺はやはり桜が有名で、花見に来たことはあったが、この時期に来たのは初めて。
そういえば、昔「別れ観音」と言われ『一緒に来ると観音様がヤキモチを焼いて別れる。』と実しやかに語られていたことがある。
デートでは夜景がきれいだが、皆、この場所に来るのは避けていた。
そのため、あるカップルの男性の方が花見に数珠を持ってきたという思い出がある。
でも、そのお二人もその後、めでたく結婚しているので、迷信にすぎないと思うのだが。。
さて、なぜこの時期に突然行く気になったか?というと、先日、地方紙でこの紅梅を入れたアングルの観音様が取り上げられていたからだ。
紅梅を探したが、境内に1本、道端に1本しか見つけられなかった。
寒い季節だが晴れていたせいか、今日は意外と参拝客がいた。
他県ナンバーの車や日本語ではない言葉も飛び交っていた。 「そうか、ここは観光地なんだ。」と実感した。