【ち】
力(ちから)をあわせる 二百万(にひゃくまん)
Gunma's population, a combined force of two million.
この「ち」の札は「つ」と同じように名所・旧跡を紹介するものではない。
群馬県全体の総人口を記載しているのだ。
日本のどこの県の住人たちも、自分の住んでいる県の総人口数を簡単に言える県民など、ほとんどいないと思う。
でも、群馬県民に「力を合わせる?」と聞けば、ほぼ『いい感じの数』をいえるのだ。
だから、とっても不思議な札なのだ。
ピッタリではなく『いい感じの数』というのは、人口の増加によってこの札は変化してきたのだ。
今は概算で200万人ということになる。
そして『思わぬところで年齢がバレる。』という事態が起こる、こわい札でもある。
1973 年頃まで 160万人
1978 年頃まで 170万人
1984 年頃まで 180万人
1994 年頃まで 190万人
それ以降が 200万人で 15年位変化していないらしい。
子供の時に覚えてスラスラと暗唱できるために、どの数値の時期に小学生だったかが、とても問題なのだ。
10万人が5~10年間隔で変化している。
この数の変化を知っている人は注意深いはずだけど、上の句と一緒に覚えている数値をついついサラッと口にしてしまいますね。
私は?・・・・ 1XX万人ですよ!