Guatemala City グアテマラ シティ
グアテマラの首都。標高1,500mに位置する高原都市だ。
正式にはシウダ・デ・グアテマラ Ciudad de Guatemala という。
グアテマラの首都であるが、中米の中心としても重要な都市なのだ。
1776年、アンティグアの地震による崩壊の後、新都市として建設され現在に至る。
私の行った頃は、中央公園などもゆっくり見学できたが、今は都市全体の治安がかなり悪いようだ。
●カテドラル(Cathedral)
公園全体が噴水を中心に整備されて、北に中央庁舎、東側にこの堂々としたカテドラルが建てられている。この形式がマヤ文明というよりスペイン、キリスト教に占領された時代を感じる風景。
●カミナルフユ遺跡 (Kaminaljuyu)
現在のグアテマラシティに残るマヤ遺跡。
もともとは市の中心部とは離れていたが、都市の繁栄に伴い遺跡の場所に拡張していったそうだ。
カミナルフユの歴史はA.D.200~300年のミラフローレス期頃に栄えたらしい。
メキシコ中央高原のテオティワカンと交易をもっていたことが知られている。
この遺跡はマヤ文明の中でも重要な存在だが、今はほんの一部しか残っていない。
●国立考古学民族博物館 (Museo Nacional de Arqueologia y Etnologia)
グアテマラを代表する考古学博物館。
マヤ文明の豊富な遺物を展示している。
●イシチェル博物館 (Museo IXCHEL)
グアテマラの先住民(インディヘナ)が作る独特の民族衣装を展示している博物館。
●国立文化宮殿 (中央政庁舎) (Palacio Nacional)
中央公園の北側にある。内部の彫刻など、見学できた。
私が行った頃は中央政庁舎と呼ばれていたようだ。
Guatemala Place (1) 国立文化宮殿 (中央政庁舎)