India Historic Spots (a24) ジャンタル マンタル Jantar Mantar
ジャイプルのシティ パレス横にある天体観測所。天文学に造詣が深かったジャイプルに都を遷都したジャイ シン2世(Jai Singh II)が造った。他にデリー、ウジャイン、ベナレス、マトゥラーなど5ヵ所に造ったが、集大成として最大規模のものをここに造った。
2010年、世界遺産に登録された。ホヤホヤだ。
この場所に来た時、世界遺産とは感じない「近代アートの美術館か?」と思う風景だった。説明を聞くと納得できるものだが、何せここでも天気が悪い。曇っていると日時計は時刻を刻まない。20秒単位の違いがわかるらしいその精度の高い日時計の魅力を味わいたかった。
左)右)ラグ サムラート ヤントラ(Laghu Samrat Yantra)、20秒単位の時間が計れる日時計。
左)ジャイ プラカーシュ ヤントラ Jai Prakash Yanra。地下に半球が埋め込まれている。右)ナリ ヴァラヤ ヤントラ Nari Valaya Yantra。
左)12体からなる観測儀で各星座の方向に向かって並ぶ、ラーシ ヴァラヤ ヤントラ。自分の星座、てんびん座(Libra)の碑。右)ラーシ ヴァラヤ ヤントラ(Rashi Valaya Yantra)。12体中のてんびん座の観測儀。
左)見学をしているインドの男子学生たち。たぶん公立校なのか(?)、普通の格好をしている子の中に、シーク教のターバンを巻いている子が何人も混ざっている。宗教の違いがひと目でわかるそのスタイルで、教室で一緒に席を並べる様子を、実際に見てみたい。
右)見学している大人のシーク教徒の人たち。普通のワイシャツ姿でもターバンとヒゲは外せない。