India Place (a5) Varanasi ベナレス(バナラシ、ワーラーナシー)
[Sunrise]
人々がお祈りする対岸に太陽が昇って来た。
ガートの対岸は不浄の地ということで、人々の生活や建物など何もないエリアが続いている。だから、太陽は水平線から昇って来たように見えるのが不思議だ。
どんよりとした彼方には観光客が乗った舟があちこちに浮かんで見える。
ガンガーに並ぶガートにも色々な様相があった。
インドの中央部にあるベナレスはヒンドゥー教の聖地として多くの信者がインドのあちこちからやって来る。
特に遠く離れた南インドからは、一生に何度も来ることが出来ないこの聖地にやって来て、ガンガーで沐浴をすることはヒンドゥー教徒の人生でとても大切な善行なのだろう。その南インドからやってきた人々が多く集まるガートの屋根の上には、南インドの寺院のゴプラム(塔門)で見たような派手なヒンドゥー教の神々のフィギュア像が並んでいた。
左)どんよりとした川岸にガートが続く。右)花の灯篭が流れる。この灯篭流しをプジャと言うらしい。
左)、右)沐浴をする人たち。
左)、右)沐浴をする人たち。
左)右)子供の少年の説法が流れるガート。少々新興宗教風?
左)南インドの人たちが多く集まるガート。右)派手な色のヒンドゥー教の寺院。赤い旗が目印。
左)ヨーロッパの古城のようなガートもある。右)舟に乗ったダシャーシュワメーダ ガートにはこんなシヴァ神のイラストが描かれていた。