Lao Fringe (4) 赤米 Purple Brown Rice(カオ・ニャオ Khao Nyao)
この旅行でビア・ラオの他にもう一つ、とっても気に入ったものがある。
それは「赤米」だ。
味があって、腹持ちがイイ。ポリフェノールと繊維質が多いらしく、私の腸にはとってもよく効く(個人差があります<笑>)。
ラオスは日本と同じく米が主食。米といっても「うるち米」ではなく「もち米」なのだ。もち米もインディカ米のように細長い。
もともと米好きの私だが、日本ではほとんど「もち米」や「赤飯、おこわ」などを好んで食べるわけではない。
旅行中、食事で出てくる赤米は竹で編まれたカゴに入っていた。
ぎゅうぎゅうに詰まっているので、後からカゴに入れたのではなく、入れた状態で蒸した感じ。
ちょっと硬めだけど、噛めばかむほど味がある感じがする。
実は、赤米1kgをお土産で買ってきた。
ヴィエンチャン最終日の自由時間に、ピンポン・マーケット(Phimphone Market)へひとりで出かけ、お米売り場の前を行ったり来たりして、意を決しての購入だった。
お米が高くって悩んだわけではない。ビア・ラオページでも書いたが、トランクがすでに20kg超えの予感がしていたからだ。
でも結局、購入。靴を手持ちにすることでどうにか回避です。
帰国後、結局はこのお土産を託した姉と母が食べるために苦戦。
日本のお米とかなり違うのだ。1晩水に漬けると真っ黒(エンジ?)な液がでる。
その液を使うかどうかで悩んだけれど、この赤米は日本のお赤飯の小豆的な扱いがイイのかも。。
何度もトライして、やっとイイ感じになったところでほぼ1kgは終了。
私は味見専門だったけど、とっても楽しくおいしいお土産でした。
癖になりそう!
左)お土産1kg。32,000kip(4$で)。写真撮るのを忘れて、半分もう無いです。右)米つぶの拡大。赤米というより、黒い。
左)赤米オンリーで食べる。かなり色が濃いが味も濃い。ちょっと灰汁がある感じが後味で残る。赤米を煮ただけ。
右)日本のもち米、うるち米に赤米を混ぜて。一番おいしかった。
【赤米おいしいレシピ(もち米2カップ:赤米0.5カップ)】
(1)赤米を一晩水につける。
(2)赤米を柔らかくなるまで煮る。
(3)数時間水につけた日本の「もち米」をザルにあけ、水を切った(2)とあわせる
(4).蒸し器に入れて30分から1時間、好みの硬さに蒸す。
※(4)の途中で、お酒と塩水を打つとよりおいしくなります。