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India Ladakh Fringe (2) チベット仏教<3>

India Ladakh Fringe (2) チベット仏教 <3> Tibetan Buddhism

チベット仏教で調べたこと追加でちょっとだけ。。おまけ!

●六道輪廻図
チベット仏教のゴンパを訪ね、ドゥカンの扉口にはほとんどの場所で四天王とこの六道輪廻図が描かれている。

現世の行為によって、来世に六種の世界に生まれかわるという六道輪廻。

輪廻とは、人が何度も転生し、また動物なども含めた生類に生まれ変わること、また、そう考える思想のこと。仏教やヒンドゥー教の主の教義となっている考え。

ドゥカン入口に描かれているということもあり、僧侶のように仏教を経典などの文字からでは理解できない人たち、それを解らせるように描かれている部分もあるようで、少々イラストが稚拙でユーモラスな感じもする。

ラマユル ゴンパの図が比較的クリアに描かれていたので、これを使って。

○円の一番内側
三毒を象徴する動物
鳥・・・欲望・貪欲さ
蛇・・・憎しみ・怒り
豚・・・無知・愚かさ

○2周目
右半分が悪行により地獄道に落ちる姿、左半分は善行により天道に行く姿。


○大きな6つのブロック
左)上半分の三つが、人間道、修羅道、天道の三善趣の世界。
右)下半分の三つが、地獄道、餓鬼道、畜生道の三悪趣の世界。

○外周の白地の部分
人をこの世に縛っている十二因縁。
無明(Ignorance)、行(Compositional Action and Karma)、識(Consciousness)、名色(Name and Form)、六処(Six sense Spheres) 、触(Contact)、受(Feeling)、愛(Craving)、取(Grasping)、有(Existence)、生(Birth)、老死(Again and Death)。

が描かれているそうだ。

クリアな写真ではないのでわかりにくいが、他の寺院はこんな感じだった。

左)ティクセ ゴンパの六道輪廻図、右)へミスゴンパの六道輪廻図。


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