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India Place (s4) 王宮(木造宮殿)[2]

India Place - Padmanabhapuram Wooden Palace王宮(木造宮殿)

パドマナーバプラムの地名は“蓮の花から生まれた都”を意味し、創建は15世紀に遡るものの、現存の建物は主にマールタンダ・ヴァルマ王が18世紀に造営した。
1790年に都がティルヴァナンタプラムに移されてからは夏の離宮になったおかげで、戦乱にもあわず、残されたようだ。


木材はチーク材を基本として派手な塗装をせず、白壁と茶色の瓦で統一された殿舎が立ち並ぶ。
木材の多くには彫刻が施され、建物の風通しを考えてほとんどの壁が幾何学模様に開けられている。
そこに差し込む光と影は、南インドの極彩色に飾られた寺院と相対する美しさで興味深い。

 


左、右)タイコッタラム


左)幾何学模様に抜かれた木製の壁、右)王宮レイアウト