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India Temple (s4) 石彫寺院(5つのラタ)

IndiaTemple - Five Rathas (Pancha Ratha) ファイブ・ラタ (パンチャ・ラタ)

マハーバリプラムの街から数百メートル南下した場所に、花崗岩の 1 枚岩の石塊を彫刻した石彫寺院がある。
5つの祠とライオン、象、牛の彫刻が並んでいて、その各祠は「ラタ」と呼ばれ、おのおの「マハーバーラタ」の登場人物 (5 人の王子) の名前がつけられている。
パラッヴァ朝の南インドの木造寺院を模したものであることから、南インド7世紀の古建築(ドラヴィダ建築)の様相を伝える貴重な建造物となっている。
19 世紀末に英国の考古学者たちが発掘した時、砂に埋もれていて屋根の先端部が見えたにすぎなかったそうだ。
マハーバリプラムの世界遺産(文化遺産)の遺跡群の一つ。そのためか、インド人の観光客でとても賑わっている。遊園地のように彫刻のライオンやゾウにまたがり写真を撮っている人もいた。それでいいか世界遺産。

 


左)(1) - ドラウパディー・ラタ:茅葺きの寄棟屋根の民家をもととする方形の祠。5 人の王子共通の妃(女性)。
右)(2) - アルジュナ・ラタ:3層の階段のピラミット状屋根で、南インドの典型的な建築の原型と思われる祠。一番賢い王子。


左)(3) - ピーマ・ラタ:長方形プランをもち、切妻の屋根がかかった祠。未完。一番強かった王子。
右)(4) - ダルマラージャ・ラタ:4層の階段状の屋根をもつ。方形で一番大きいが未完で聖室がない。背面に文字も見える彫刻の像が彫られている。力のある王子とその妃。


左)(5) - ナクラ・ナハデーヴァ・ラタ:仏教寺院に近い前方後円形。双子の王子。
中)ゾウの彫刻
右)ライオンの彫刻。観光に来ている子供達が上に乗って写真を撮っていた。


左)入口にいる警備。フェンスの中には物売りの現地人は入れない。
右)アルジュナ・ラタの階段ピラミット状の屋根

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