chackee.com

 

India Race (1) ビール族

India Race (1) - Bhil ビール族

ポシナのマハラジャ邸(ダルバガーホテル)からジープに乗り込み、数十分したところのサレラ村に住む『ビール族』。
定住。土間住居。

移動中に会った女性


左)家の前の共同の井戸で水をくむ少女達。
右)サレラ村の家の前でくつろぐ人達。


左) 土間住居の前で集まってきた子供たち。
中) お手伝いの洗濯をして井戸から家戻ったら、家の前の道に知らない人達がいっぱいいて立ちすくんでいる少女。
右) ビール族ということで、弓を引いてみせてくれた家族。

…………………………………………………………………………………………………………………

○ビール族の民族衣装
個別感のある民族衣装ではなく、一般的なインドの人々が着ている服と大差はない。ただ、ストールは多色でラメ入りというより単色、厚手で地味なものが多い。これは、写真の地域がかなり高地の小さな村だからなのか?


インド第2位の人口規模(1981年には約737万人)の指定トライブで、ラジャスターン州南部、マッディヤ・プラディーシュ州西部、グジャラート州およびマハーラーシュトラ州北部の丘陵地に居住する。また、トリプラ州にも茶プランテーションの労働者として居住している。ビールの名称は「弓」あるいは「弓手」を意味するドラヴィダ系言語のヴィール(vil)を語源にしていると考えられている。彼らはインド -  イラン語派に属するビーリー語を話すほか、各居住地の州言語にも通じている。ビールは現在の居住地よりも広い範囲に定着していたが、ラージプートやムスリム勢力に押されて丘陵地に集中することになった。 (参考:弘文堂 世界民族事典 篠田隆 氏 一部抜粋)

次の話を読む

[India Gujarat グジャラート 一覧]に戻る