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India Gujarat2 (g10) アダラジ・ヴァヴ Adalaj Vav

India Gujarat2 (g10) アダラジ・ヴァヴ Adalaj Vav

アーメダバード郊外のアダラジ村にある階段井戸。
階段井戸はこの乾燥している西部の地域には必須の建造物なので、数多く造られ、現在も120近く残っているそうだ。
日本の井戸は「掘る」ものだが、このインドの階段井戸は「造られた」というのが実感できる。

アダラジの階段井戸はヒンドゥー教の小国ヴァゲラ王朝のラナ・ビア・シン(Rana Veer Singh)王が水不足を解消するため、1498年にこの井戸を造り始めた。
しかし、完成前にイスラムの支配者であるモハメド・ベグダ(Mahmud Begada)に占領され、王は殺されてしまう。ラナ王の妃ルダ(Rudabai)はとても美しく、ベグダは彼女を自分の妻になるようにアプローチ。そこで、彼女は「この井戸が完成した折に、行きますから」と約束をし、井戸の完成を待った。そして、完成のお披露目会が開かれたが、その時ルダはこの井戸に身を投じて自殺した。という話が伝えられている。奥にその物語の碑があるそうだ。
そんなことがあり、この地に出来上がった井戸だが、ベグダはこの階段井戸を壊さず、後世に残したとされる。
このようなことから、ここは「ルダの階段井戸(Rudabai Stepwell)」ともいわれるようだ。

この階段井戸も5階建て、上から見ると八角形。
先に訪問したほぼ同時期に造られたダダ・ハリ・ヴァヴ(Dada Harir's Vav)と瓜二つでそっくりだが、こちらの方が手入れが行き届いていて保存状態も良い。 違いは、ダダ・ハリは入口から一直線に階段を下りていくのだが、アダラジ・ヴァヴは2方向から階段を下り、踊り場のような場所を経てその下へと続いている。
踊り場の両側の柱に一段高くなった物見台のような場所があり、みなそこに座って写真を撮っていた。
井戸全体はイスラムの幾何学的なモチーフで占められているが、その中にいくつかのヒンドゥー教やジャイナ教の要素が散りばめられている。

何人かの監視員いて階段の部分への侵入は怒られていた。
しかし、裸足のヒンドゥー教徒の地元のおじさんたちは祀られている壁面の神に祈りをささげることを許されていた。
ここでは、以前と同様に現地の子供たちの見学の波が押し寄せてきた。

二度目だが、やはり魅力的で素晴らしい階段井戸。

Ambe Mata Temple
アダラジ ヴァヴの入口に建つヒンドゥー教寺院。
鏡を使ってピカピカした祠。この鏡の使い方がグジャラート奥地の布のミラーワークをイメージさせる。
ドゥルガー(Durga、シヴァ神の神妃とされ、パールヴァティーと同一視)が祀られていた。主神の足元にトラがいるのでわかる。
その他の壁はシバ ファミリーで埋められている


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