China Place (10) 天龍屯堡古鎮 Tianlong Tunpu (天龙屯堡古镇)
屯堡古鎮は安順市から30kmの場所にある。
かつては屯田兵の駐屯地の村だったそうだ。
屯田兵とは明の時代の皇帝「洪武帝」が貴州・雲南の少数民族の平定のために送った漢族の南方遠征軍隊のこと。
天龍はその末裔「屯堡人」が600年来、当時の生活習慣や文化、住居や宗教を保ちながら生活をしている村なのだそうだ。
だから、住んでいるのは少数民族ではなく、漢族である。
民族的には「老漢族」とも呼ばれるらしい。ただ、「中国の55少数民族＋漢族」だと、改めて少数民族と分類するのではなく、漢族側に含まれる。
左）石を積んだ街
左）石の街角では老漢族の女性を見かける。右）村の中央でお茶を出してくれる休憩所。
左、右）「地劇(Folk Opera)」を見学。
左）演武堂（Matial Arts Peformance Hall）、右）壁には「地劇」の色々な形相のお面が飾られていた。